普段一般的な生活をしている中で、スクラップを業者に売る場面はそう多くありません。しかし、自分が乗っている車に市場価値が無くなってしまった場合、少しでも良い値段で買い取って欲しいですよね。今回は、スクラップを鉄くずとして売る場合に、どのような業者の調査方法があるのかをお教えします。

スクラップはもう車ではない

車を解体業者やスクラップ工場へ持ち込んだ場合、その車はその時から「鉄くず」として扱われます。大事に車に乗っていた方にとっては悲しい瞬間ですね。
通常、車を車として中古車販売業者に売る際には、次の乗り手のことを考えて値段が付けられます。それゆえ、燃費性能や年式、事故歴という車自体の情報が重要視されます。ところが、鉄くずはもう所有者のことを考えないので、本当にただの鉄くずとして、純粋に重さで判断されます。kgあたりいくら、という考え方ですね。
日本車であれば、1台当たりおよそ25，000円程度が相場と言われています。金額の相場は鉄の当時の値段により変動しますので、事前に業者に確認して、正確な値段を把握しましょう。

0円以上の買い取り額を保証する業者は親切

解体業者やエンジニアといった職種でもなければ、自分の車がどのような値段になるのかは分かりません。だからこそ、業者のサイトを確認することが重要です。
近所に業者があるのであれば、そこに問い合わせるのも手間が省ける利点がありますが、この場合、持ち込みは自分で行うことが原則です。もし車が動かない状態なのであれば、有料で引き取ってくれるサービスもあります。
しかし、廃車買取専門業者のサイトであれば、引き取り無料の上、必ず廃車を回収してくれることを謳い文句にしている業者もあります。利点は、それが事故車であろうが古い型式の車であろうが、0円以上の値段で査定してくれることです。自走可能であれば高額での査定になることもありますので、一度査定を受けることをお勧めします。

問い合わせができる時間も考えよう

自社のサイトを持っている業者であれば、営業時間外であればメールフォームで依頼をし、後日車を持って行って換金、という流れが想定されますが、自分の仕事の都合もあり、なかなか時間の都合がつけにくい方もいるでしょう。そんな時は、24時間電話連絡対応の業者を選ぶというのも一つの方法です。
コンビニでもないのに24時間？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の都合が良い時間に電話ができるメリットは、自分が良く分からないジャンルの品物を扱う場合は特に有益です。車も例外ではありません。メールのやりとりはどうしても時間がかかりますし、意図せず誤解を招く表現をしてしまったりすることもあります。そのような事態を解消するには、やはり直接話すのが一番です。