車を廃車にしたいけど手続きが難しそうと悩んでいませんか？そんな手続きもプロに頼めば簡単に抹消登録をしてもらうことができます。廃車の手続きは自分で行う以外に、行政書士へ依頼する方法や解体業者に依頼する方法あります。

行政書士と解体業者の業務内容って？

行政書士は官公署に届けるような書類を代理で作成してくれる業務をしてくれるので、廃車に必要な手続きを代行してもらうことが可能です。手続きをしてもらうにはもちろん手数料が必要で、5000円～15000円程度が相場となっています。自分で手続きできるという人であれば代行してもらう必要はありませんが、手間をかけたくないという人は依頼するのも良いでしょう。
廃車手続きを代行してくれるのは行政書士だけではなく、解体業者でも可能です。解体業者は車の引き取りから廃車に必要な手続きまですべてを代行してくれるので、手続きの手間をかけずに車を廃車にすることができます。行政書士と違い費用もあまりかからない業者が多いため、費用面でも優秀です。

行政書士と解体業者どっちが良いの？

行政書士と解体業者どちらかに依頼するとすれば、費用面や手間を考えても解体業者を選択するべきです。行政書士に廃車の手続きを代行してもらう場合は、基本的に書類のやり取りだけをお願いすることになります。つまり車の解体や持ち込みは自分で行う必要があります。それに対して解体業者であれば車の解体まですべて代行してもらうことが可能です。わざわざ車の持ち込みを自分で行うのが面倒であれば、解体業者に依頼するのが得策です。
また、費用面についても行政書士よりも解体業者のほうが費用を抑えることができます。行政書士に依頼する場合は手続きを代行してもらうための手数料が発生しますが、解体業者に依頼する場合は廃車となる車をリサイクル法に基づいてリサイクルしてもらえるため、比較的低価格で廃車してもらうことが可能です。

行政書士や解体業者に廃車を依頼するときの注意点

廃車の手続きには永久抹消登録と一時抹消登録の二種類があります。永久抹消登録は車を解体して二度と使用できないようにする方法で、一時抹消登録は公道を走れないようにすることで一時的に税金の支払いを止める方法です。解体業者に出した場合は一時抹消登録となっている場合もあり、廃車にして貰った車が解体されずに中古車として販売されるケースもあります。中古車として販売して欲しくない場合には、しっかり永久抹消登録として依頼するように注意しましょう。
廃車にしたとき過払いの自動車税や自動車重量税は、還付金として払い戻してもらうことができます。この還付金は業者が受け取る場合もあるため、誰が受け取るのかを明確にしていなければトラブルの元となる可能性もあります。そのため還付金については事前に決定しておくのが大事です。