不動車の処分だと輸送の分、費用はかさむ?
不動車の処分は、自走して車を移動できないだけに、その分費用がかかるのが一般的です。実際にはどれだけかかるのでしょうか。不動車を陸送する手段と相場を調べてみました。さらに、不動車でもお得に処分できる方法も紹介します。
不動車を移動させる一般的な手段は?
自走が不可能な車を移動させるには、レッカー車をお願いするのが一般的な方法です。ロードサービスを行っている会社か、または任意保険にもレッカー車での移動が付帯していることがあるので利用してみましょう。ただし、レッカー移動の多くは、公道で動かなくなった場合に他の車の事故など二次被害を回避するのが目的です。ただ移動するでけでは利用できないと考えた方がいいでしょう。
これ以外に車を移動させる方法があります。車の陸送サービスを行っている会社を利用すればいいのです。車の陸送に特化したところや宅配会社が運営しているところもあります。これは不動車に限らず自走できる車の輸送もしてもらえるものなので、遠方への引越しに便利です。
不動車の移動にかかる費用は?
不動車の移動にかかる費用を見ていきましょう。レッカーを頼む場合は、10,000円前後〜というところが多く見られます。距離に応じて変動していくという計算です。加入している任意保険に付帯してる場合は、保険会社によって異なりますが、一定の距離であれば無料で応じているところがたくさんあります。
一方、陸送サービスを行っているところは近距離よりも遠距離に対応しているところが多く、料金にはばらつきが見られます。例を挙げると東京都内から関東圏内であれば3万円程度というところもあれば、関東から関西でも3万円前後で輸送してもらえるところもあります。しかし、レッカーも陸送も条件や費用を考えると、処分の手段としては現実的と言えないでしょう。
お金をかけずに不動車を処分する方法は?
レッカー移動や陸送を自分で手配しなくても、不動車を処分できる方法があるので、紹介します。それは出張買取を利用することです。どこで探せばいいか分からない人は、ネットで「出張買取」を検索しましょう。何件も出てくるはずです。
どこがいいか分からない場合は、一括査定を利用してみましょう。一括査定は、1回の情報入力だけで何社も同時に査定の依頼ができます。メールまたは電話で連絡が来るので、都合の良い日に査定に来てもらいましょう。出張買取のメリットはどこでも車を保管している場所に来てくれることです。査定してもらい、金額はその場で提示されます。金額に納得がいけば売買契約書にサインして代金支払いを確認して完了です。不動車は買取業者がその日のうちか、後日回収に来てくれるので心配は要りません。輸送費がかかることもないので安心です。