事故車の見積もりを高くしてもらう交渉術
事故車を引き取ってもらうにしても、次回購入する車のためにも少しでも高く買い取ってもらいたいと誰もが考えるでしょう。そこで、どうしたら事故車を高く買い取ってもらえるのか、その交渉術についてまとめてみました。
何社か見積もりを取るのが大切
事故車を買い取っともらうには、一つの業者だけでなく、少なくとも3社以上の見積もりを用意するのが良いでしょう。
もし、車が自走可能であれば、いろいろな業者に車を持ち込んで徹底的に見てもらいましょう。また、車検が長く残っているようであれば、積極的にアピールしてみるのも良いかもしれません。
事故車であっても、一応事故車でない場合の、自分の車の中古車相場も調べておいた方が良いでしょう。交渉の際に価格の目安になります。さらには、買取希望価格を自分から決して言わないことも大切です。業者が30万円まで出しても良いと思っていても、こちらから20万で売りたいと言ってしまうと、買取価格の上限が20万円となってしまい、見積もりがそれ以上あがることはなくなります。また、事故車買取を専門とする買取業者に査定を依頼してもよいでしょう。
タイミングも大切
車を売る際には、タイミングも大切です。車の価格は時期によって変動するのです。例えば、夏であれば開放的なオープンカーの人気が高まり価格が上がります。冬であれば雪道を走りやすい4WD車の人気が高まり価格が上がるのです。ミニバンなどのファミリーカーであれば、春から夏にかけてアウトドアがしたくなる時期に需要が高まります。
また、自分の車の後継車についても気にしておきましょう。特にフルモデルチェンジが行われると、旧型のタイプの車の査定価格は大きく下がってしまいます。マイナーチェンジの時にもフルモデルチェンジの時ほどではありませんが、多少価格は下がります。新しいモデルの販売時期を予想するのは、簡単ではないですが、自動車雑誌などをリサーチすることである程度の予想をつけられます。
細かいところも気をつけよう
事故車であっても再利用可能な車であれば、ちょっとした気配りで高値でした取ってもらうことも可能です。
まず、しっかりと洗車を行い、車内についても綺麗にしておきましょう。綺麗にしておくと、しっかりとメンテナンスされている車という印象を持たせることができます。車内に匂いがついている場合には、しっかりと消臭しましょう。特にタバコの匂いなどは敬遠されます。ペットと一緒に車に乗っていた人の場合も、自分では気づかない匂いがついている可能性があります。
また、マフラーやステアリングなど、改造部品がついている場合は、純正部品に戻しておいた方が高値がつきます。
話し方のテクニックとしては、平常心を保つと良いでしょう。高圧的な態度をとると営業マンに嫌われてしまいます。営業マンに好かれながら有利に交渉を進めることを心がけましょう。